卒業シーズン真っ只中♪
ewaluもいくつもご予約いただくことができ〜毎日忙しくしています♪
卒業に必要なお花は
生徒から数百円の集金で成り立っているようで…色紙やらバインダーやら買った残りの少ない予算で対応して欲しいとのご要望が多いのが現状。
これに関しては
利益が少なくともewaluの場合、スタッフを雇っているわけではないので自分が動けばなんとかなる♪と思っています
が…
さすがに
かなりの低予算でお花を一本ずつセロハンでまいて配達する…いわゆる『一本巻』には少々疑問に思っていました
この時期、お花の仕入れは安くなく…
時間も手間がかかる上、セロハンを使い資材費もかかる…利益が限りなく少ないという点…
今年いらしたお客様は卒業生のお母さんで…
去年も一本巻を承けてくれる花屋さんをみつけるのに大変だったそうで…
今年も…ewaluに来る前に…既に一軒の花屋さんで断られたとのこと。
(ま…「仕方なくお断りするしかない」と判断するお花屋さんの気持ちは重々わかるっ。って予算でございました…)
ちなみに去年、無理に承けてくれた花屋さんから届いたお花は…セロハンをとると花がヘロンとしてしまい真っ直ぐ立たないものだったそう…
(コスト的な問題で…仕方なく新しくないお花で対応したのかもしれなあ…と思いました)
少しは悩みましたが
せっかくのお祝いなのに…花屋探しにお母さんたちが疲れてしまうのも気の毒で
『アタシができる範囲で精一杯なものを用意しますよ♪』とお請けしました
で…
昨晩、今日配達する一本巻を…一人巻いていたのですが
アタシにとって予想以上に苦しいものでありました…
コストの問題だけをお話しましたが…アタシには心情的な問題が大きく…
本来、一本ずつ巻くということ自体疑問で「お花が窮屈そうだし一本ずつ受け渡しするより束ねた花束の方が同じ予算でも可愛く仕上がるのに…」と思っていたからデス
お客様の要望だからと割りきってはいたのですが…
予算で仕入れ可能なお花の葉っぱがイマイチだったコト…窮屈そうだな…なんだか全然可愛く見えない…と思いながら巻いている自分…一本ずつ巻くことは必要なのか…毎年頼みにまわるお母さんたちの申し訳なさそうな姿…
なんだか苦しくて…大きく呼吸を整えないと作業ができなくなり…その吐き出す呼吸は『ためいき』だと気がついてしまい…自然に涙が出てきました
『やっぱり来年は一本巻はお断りしよう。精神的にキツイ』と決断して作業を終えました
ewaluはアタシが可愛いと思ったものを提供したいと思うからです
で…
本日、配達に行ってきました。クラスごとに受け取る先生が、男性か女性か伺っていたので少しずつ色身を変えて
お母さんたちが『ガーベラとか春らしい可愛い花がいいな〜』とおっしゃってたのでガーベラとスイトピーとバラを人数分まとめ学校に向かいました
晴れやかな天気とおめかしした卒業生たちを見ていたら
昨日の自分が嘘みたいにウキウキしてきました♪
アタシが巻いた花たちも可愛く見える♪
『おはよ〜』
って声をかけてくれたのは〜フラ仲間のHちゃん。彼女のキラキラした笑顔を見てたら
『そうだね〜今日は一人一人みんな先生に渡したいもんな〜』と一本巻の意味を実感しました
にしても
Hちゃんの衣装は〜
白地に赤やオレンジの花柄の袴姿♪なんてカワイイの〜♪なんか密かに感動しました♪
なんか色々な考えが頭をグルグル回りましたが…卒業のお手伝いができて良かったっ♪